【福岡市】残念なお知らせです。マリンワールド海の中道で”イケおじラッコ”の愛称で親しまれた「リロ」が天国へ旅立ちました。

新年早々、残念なお知らせです。

画像はイメージです

福岡市東区にある「マリンワールド海の中道」は、人気者のラッコの「リロ」が、2025年1月4日(土)に死亡したと発表しました。

マリンワールド海の中道やメディアの情報によると、2024年11月下旬から毛の一部で手入れが行き届いていない状態が見られていて注意深く観察していたそうですが、2024年12月27日(金)の朝に餌を全く食べなかったため、展示中止し、治療に専念していました。その後は元気に過ごしていたそうですが、2025年1月1日(元日)から状態の起伏が現れ、1月4日(土)午前7時18分に天国へ旅立ちました。

”イケおじラッコ”として人気を集めた「リロ」

リロは2007年に和歌山県のアドベンチャーワールドで生まれ、2012年にマリンワールド海の中道にやってきました。
国内で唯一飼育されていたオスのラッコで、個性豊かな表情や仕草が可愛く、”イケおじラッコ”として人気を集めていました。

2024年11月にはリロの可愛い表情やしぐさを多数収録したファーストフォトブックも販売されました。

国内で飼育されているラッコはメスの2頭だけに

リロが死亡したことにより国内で飼育されているラッコは、三重県鳥羽市にある「鳥羽水族館」のメイ(20歳)とキラ(16歳)の2頭だけになってしまいました。

ラッコは2002年に国際自然保護連合(IUCN)によって絶滅危惧種に指定されています。
ワシントン条約で国際的な取引が規制され、米国が輸出禁止策を打ち出した1998年からは、新たなラッコを国内に入れられない状況にあります。

リロの死亡により1989年から続けてきたマリンワールド海の中道での展示が途絶えるのは残念でなりません。リロの兄弟であるキラ、そしてメイに会いに鳥羽水族館へ足を運んでくださいね。

マリンワールド海の中道はこのあたり

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