【福岡市博多区】博多の街にまた衝撃が走る…。残念なお知らせです。「珈琲のシャポー 土居町本店」が5月18日に40年の歴史に幕を下ろします。
残念なお知らせが入ってきました。老舗喫茶店「珈琲のシャポー 土居町本店」が2025年5月18日(日)に閉店することが分かりました。
5月18日閉店。「珈琲のシャポー 土居町本店」
「珈琲のシャポー 土居町本店」があるのは博多座の隣り、赤い屋根が目印です。
えっ?本当に閉店なの?と、あまりにも衝撃的なお知らせに信じられず、平日の昼過ぎにお店へ行ってきました。
お店の入り口の所に閉店のお知らせが書かれた張り紙がありました。
「珈琲のシャポー」は、1967年にJR博多駅前にあった福岡交通センタービル(現在、博多バスターミナルビル)に地下に創業。その後、約40年前に「珈琲のシャポー 土居町本店」がオープンしました。
お店へ入ると、スーツ姿の方や観光客の方などがいてほぼ満席の状態でした。
煙草のにおいが気になるな…と思った筆者。それもそのはず、こちらは終日全席喫煙可能なので、中洲界隈の愛煙家たちにとっては数少ないオアシス的な場所。今風のカフェとは一線を画す、昭和の雰囲気が漂う、レトロな純喫茶です。
こちらでは注文を受けてから焼き上げるホットサンドやワッフルなどがあるのですが、残念ながら売り切れていました。
ケーキセットをいただいた筆者。ネルドリップで丁寧に淹れられたコーヒーは美味しい!モンブランはコクのある濃厚なマロンクリームがコーヒーとの相性抜群!クラシックな雰囲気と相まってより美味しく感じられました!
珈琲をいただいていると「ここがなくなってしまうのは淋しいね…。」「ここのコーヒーが好きだったのに…。」など、惜しむ声が店内の至るところから聞こえてきました。
スタッフの方に話を伺うと、閉店のお知らせをしてから、常連の方はもちろん、県内県外から様々な方々が連日足を運んでいるそうですよ。
「珈琲のシャポー 土居町本店」の閉店後はどうなるの?
入居しているビルの解体により、2025年5月18日(日)に閉店する「珈琲のシャポー 土居町本店」。閉店後は、アクロス福岡にある「珈琲のシャポー アクロス福岡店」がリニューアルされて本店となります。

珈琲のシャポー アクロス福岡店
リニューアルに伴い、「珈琲のシャポー アクロス福岡店」は、2025年6月5日(木)頃から約1週間改装工事に入る予定だそうです。
古き良き昭和の趣が色濃く残る「珈琲のシャポー 土居町本店」。建物がなくなるかと思うと残念でなりません。博多の人たちに愛されてきた「珈琲のシャポー 土居町本店」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
☆珈琲のシャポー 土居町本店様、突然の訪問にもかかわらずご対応ありがとうございます。
珈琲のシャポー 土居町本店はこのあたり