【福岡市博多区】3月31日、また一つ昭和の灯が消えました…。「福岡中洲大洋映画劇場」が78年の歴史に幕を下ろしました。
2024年3月31日、「福岡中洲大洋映画劇場(以下、中洲大洋)」が78年の歴史に幕を下ろしました。
78年の歴史に幕。「福岡中洲大洋映画劇場」
福岡大空襲で焼け野原になった街を元気づけようと、戦後まもない1946年に開業。
2023年9月に建物の老朽化のため2024年3月末をもって取り壊すことが決定してから多くの方が足を運ばれています。
【福岡市博多区】博多の街に衝撃が走る…。残念なお知らせです。福岡を代表する老舗映画館「福岡中洲大洋映画劇場」が建物老朽化のため2024年3月末に取り壊しとなるそうです。
2024年3月1日から、福岡中洲大洋にゆかりのある作品やアカデミー賞関連の作品など懐かしい作品が週替わりで上映されていました!
筆者は営業最終日(3月31日)に行けませんでしたが、訪れた3月29日は平日にもかかわらず福岡市内外から沢山の方が中洲大洋に訪れていました。
ほとんどの上映映画のチケットは完売していたのにもかかわらず、老若男女問わず沢山の方が訪れていました。
劇場の前で写真を撮られる方やスタッフの方が書かれた心温まるメッセージをじっと見つめている方など、皆さんが閉館を惜しまれていました。
中洲大洋の営業終了と同時に館内にあるキネマカフェも営業を終えました。
【福岡市博多区】本日(3/31)、78年の歴史に幕を下ろす「福岡中洲大洋映画劇場」。館内にある、古き良き昭和の雰囲気が漂う「シネマカフェ」へ最後の食事に行ってきました。
中洲大洋のHPなどによると、最後の上映作品は福岡中洲大洋で最初に上映された「チャップリン 黄金狂時代」。
最終上映が終わった後、岡部章蔵社長の閉館の挨拶で78年の歴史に幕を下ろしました。
劇場の再開は未定とのこと。建物が取り壊されることは悲しいですが、たくさんの方の心に記憶に残る場所であり続けていく、「福岡中洲大洋映画劇場」。
今まで沢山の思い出をありがとうございました。
福岡中洲大洋映画劇場はこのあたり